2月5日(火)13時30分~16時頃 五島軒本店にて
(社会福祉法人函館カリタスの園主催)
当協会の創始段階から協会の発展に多大な尽力をされた名誉会長グロード神父が昨年12月25日に天に召されました。しのぶ会には、かかわりのあった函館市民が会場ほぼ一杯の約600人が参加されました。祭壇中央に、神父のにこやかな写真が花に囲まれて置かれました。
旭ヶ岡の家 山内実神父のお別れの祈りで開会し、故人の足跡から亡くなるまで、
お話がありました。聖歌斉唱、聖書朗読のあと、参加者で祈りがささげられました。
函館カリタスの園名誉顧問原一正様代理として奥様から挨拶があり、神父との
出会いからお話がありました。そのあと、「故人の思い出を語る」として、各界を
代表して、衆議院議員前田一男様から(国会質疑のため)メッセージの代読
(ブザンソン市との交流、蠣崎波饗夷酋列像絵画展における関わりなど)、
函館市工藤寿樹市長を代理して教育長山本様、市民創作野外劇の会の
中村由紀夫理事長代行、当協会名誉会長関口昭平氏(出会いから、
五稜郭史跡の世界遺産登録を実現させたいなど)、友人代表として東京から、
クリスチャン・ポラック氏(流暢な日本語で、神父が会社社長のような存在で、
色々出される「宿題」に応え、蠣崎波饗のアイヌ酋長絵画をブザンソン市から
松前か函館に、パリ・アンバリッド廟にあった長門大砲を日本に長期99年貸出し
た例に倣い貸出できないか、氏の日仏要人人脈を活用して五稜郭世界遺産登録
を実現させたいが、市が動いて欲しいなど、ユーモアを交え語りました)、当協会
会長でもある旭ヶ岡の家後援会若山直会長から、会場で参加者全員に配られた
「白石淳著・福祉に生きる グロード神父」を一部引用しながら、後援会への支援
への協力をと話されました。最後にお礼の言葉を函館カリタスの園副理事長
斎藤憲正氏から頂きました。このあと参列者が、順に祭壇に進み献花しお別れしました。
2013年02月08日公開