夫 mari が男性、妻 femme が女性なのは言うまでもありません。
犬などのように、男 chien 女 chienne に応じて変わる場合もあります。
おもしろいのは、日本人も Japonais と Japonaise というように違ってきます。
「日本人ですか?」と聞かれても、男女も併せて聞いてきているわけです。
外国人の年齢や、時には性も、わかりにくいことがあります。
女性なのに男性形で聞かれて、Oui なんて答えてしまわないように注意しなくては なりません。
ただし、いつでもそうではなく、ベルギー人 Belgique やスイス人 Suisse も普通 には、男女の区別はありません。
(修飾する形容詞のほうは別なのが普通ですが)
外国語の入門テキストでも、万国共通とはいかないわけです。
「ありがとう」が、発する男女で違う、ポルトガル語なんてのもあります。
2012年01月15日公開